一針多助 動物のための鍼灸漢方広場

  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • 運営

ちょい足し薬膳レシピ

秋の養生のポイント

秋の終わりから冬の初めにかけては涼燥と呼び、気温も下がり乾燥が更に進みます。気温が徐々に下がってくると、体の中の巡りが悪くなり、汗もかかなくなるため、体の中も表面も乾燥が進みます。中医学の考えでは乾燥が続くと徐々に肺を侵しやすくなり、咳や乾燥により便秘などのトラブルが出やすくなります。中医学のバイブル、黄帝内(こうていだい)経(けい)では「早寝早起き、精神の安定、神気の修練を図り、肺気の清粛を保ち、冬季の閉蔵の土台を作る」とあり、冬へ向かっての準備を始める時期と書かれています。よって秋の養生のポイントとしては肺を養い、体を潤わせる食材を積極的に摂ることと、白い色の食品(蓮根、里芋、大根、豆乳、豆腐、米麹、白ごま、白(しろ)木耳(きくらげ)など)や高エネルギーのあるたんぱく質(大豆製品など)を積極的に摂り、滋陰効果を期待し、冬に備えるとよいとされています。

秋の養生のポイント
(犬猫向け)



犬に使いやすい食物 蓮根 大根 里芋 豆乳 豆腐 米麹 白ごま 白木耳
他のお勧めレシピ 里芋の豆乳ポタージュスープ/蓮根入り肉団子と小松菜のスープ/大根と鶏団子の豆乳スープ

秋のお勧め薬膳食材「米麹」

米麹:

最近は「飲む点滴」や「飲む美容液」といわれるように米麹をつかった甘酒などの食品に人気があります。米麹は蒸した米に麹菌を繁殖させたもので、甘酒、みりん、味噌などは米麹を発酵させて造っています。米麹は特に必須アミノ酸、ビタミンB群を多く含み血行を促進して代謝を上げる作用が高くダイエットや疲労回復にお勧めです。また米麹には、コウジ酸という成分が多く含有し、コウジ酸にはメラニンの生成を抑え、シミやそばかす、肌のくすみを予防する作用があるため、夏に日焼けした肌への対策や美肌ケアにおすすめです。食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれているため、腸内環境を整え、便秘の解消や肌荒れや吹き出物の改善にもつながります。薬膳では米麹は辛味で温める食材なので、寒くなる時期にお勧めです。また、脾胃といって胃腸に作用し、夏に疲れた胃腸の機能や肌の調子を整える機能があるとされているため秋にはお勧めな食材です。

秋のお勧め薬膳食材「蓮根」

蓮根:

蓮根は名前通り、蓮の地下茎を食用としたもので、秋から春までと長い期間楽しめる野菜です。秋といえば、蓮根というくらい薬膳料理では定番の食材です。ビタミンCが豊富でレモンと同等に含まれているため、疲労回復の効果や美肌効果もあります。蓮根はでんぷん質が多いため、加熱してもビタミンCが多く残ります。また蓮根を切るときにネバっと糸を引きますがあれはムチンによるもので胃粘膜の保護をしてくれるので、夏に弱った胃腸を整えてくれます。またなんといっても食物繊維が豊富なので便秘解消やコレステロールを下げる効果や鉄分を含むため、貧血対策にも効果があるといわれています。最近では発がん性物質を抑制する効能も発見されたと報告されています。薬膳では昔から風邪や鼻づまりには蓮根のすりおろしを直接入れたり、喉が痛いときや咳が出るときははちみつと蓮根のすりおろしを混ぜて飲むとよいとも言われています。

  • 薬膳百香
  • ちょい足し「薬膳」レシピ